lちゃんと英語で
lちゃんと英語で2

こんにちわ。さなです。
7月に少しお休みが取れそうなので
キャンプに行く計画を練り中です。
自然の中で美味しい肉が食べたいです(*´μ｀*)

一昨年の8月にカナダに来てから
早いものでもう1年と8か月です。
渡加する前には地元のボランティアさんに
何回か英語を教えてもらったことはあるものの
全く興味がなく、日本語オンリーだったＬちゃん。

覚えた言葉は
「はろー」
「あいむ、える」
の２つのみ！という状況でした(;'∀')

カナダに来てからしばらくの間は
コミュニケーションに大分苦労していましたが
色々な経験を経て、今では立派に
英検2級レベル程度のリスニングを完璧に理解＆
聞き取った文章を丸暗記して復唱できる
くらいにまで成長しました。

・学校がかなりサポートしてくれた
　実は入学前に、校長先生と面談をした私達。
　その時にＬちゃんが全く英語ができないことを
　伝えたのですが
「心配しなくて大丈夫よ。
　『お手洗いに行きたいです』と
　『一緒に遊びましょう』
　の２つが言えれば絶対に大丈夫！(*´ω｀*)」
　と暖かく迎えてくれました。

　初めのうちは分からない英語の授業を
　聞くのが大変すぎて
　途中で授業を放棄し、日本から持ってきた本を
　学校の間中ずっと読んでいたＬちゃん。

　そんなＬちゃんを責めることは一切せず
「本人のペースがあるから
　ゆっくり見守ってあげましょう」
　と言ってくれ、家庭学習用の宿題プリントを
　毎回持たせてくれました。

・言葉がわからなくても友達はできる！
　学校のお友達もかなりフレンドリーで
　言葉の分からないＬちゃんと
　一生懸命にボディランゲージや絵、文字等
　いろいろな手段を使って
　コミュニケーションを取ってくれました。
　
　言葉が通じなくても、外遊びの時間に
　お友達と一緒に楽しそうに鬼ごっこをしている姿を見て
　心底ほっとしたのを覚えています。

　Ｌちゃんも最初はみんなに付いて
　いくのみでしたが次第に
　「みんなともっと話がしたい」
　という想いが出てきたようで
　ぽつりぽつりと話を始めました。

・最初の1年くらいは学校の勉強を家で全てレビュー
　言葉の壁があるとはいえ、学校の勉強には
　最低限ついていってほしかったので
　はじめのうちは家に持ち帰ってきたプリントを
　全て家庭で教えていました。

　学校の慣れない英語環境と家での勉強で
　この頃が一番きつかったんじゃないかなと思います。
　ですが、頑張ってくれた結果、
　今でも成績はＡをキープできています。

・家では文法、外ではリスニング
　カナダに来てからかなりの初期に
　Ｌちゃんに品詞の意味と
　文の基本である第1～第3までの文型を
　かなり時間をかけて説明しました。
　これをしてから、単語を並べるのみではなく
　意味の通った文を作れるようになりました。

　逆に、私とＨさんの話している英語は
　正しい発音ではないので
　学校で聞いた英語を真似するように伝えました。

・本、漫画、映画、ゲームから勉強する
　英語の勉強に、毎週土曜日は家族で映画を見ていました。
　また、図書館に行けば英語版の漫画やゲームを
　借りることができるので、
　それから短い会話文をかなり覚えたようです。

Ｌちゃんは元々シャイな性格なので、
自分からコミュニケーションを取るタイプでは
決してありません。
それでもこんなに話せるようになったのは
周囲のサポートと、
何より本人が諦めずに頑張ったからなのだと思います。

今でも家族全員で英語と格闘中ですが
それぞれのペースで、焦らずに
一歩一歩進んでいけたらいいなぁと
思っています。


Ｌちゃんの学校初日はこんな感じでした↓
初登校s
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