こんにちわ。さなです。

今回の記事は乳がんのセルフチェックについてです。

 

15日にさくらももこ先生が乳がんにより逝去されたニュースを受け、元医療従事者として何ができるだろうと考えた結果、この記事を書くに至りました。

 

最後まで読んでいただけると、そして、少しでも多くの方が実行してくださると嬉しいです。

乳がんセルフチェック
乳がんセルフチェック2

①セルフチェックの重要性

今や乳がんは3064歳以下の女性の死因第一位、およそ11人に1人の女性が生涯に患う身近な病気です。

若くして発症してしまうと進行も早く、最悪の場合治療が追い付かない状況になってしまいます。

しかし早期に発見、治療が開始されれば、予後も良く生存率も高い病気です。

日頃からの乳がんセルフチェックが、あなたの命を救うことになるかもしれません。

 

②セルフチェックのやり方

基本的な手順は上記の通りです。

が、順番通りにやらなければいけないものでもないし、堅苦しく考えすぎなくて大丈夫です。

要は、自分の身体の変化に気が付ければOK

 

おススメは、お風呂のタイミング。

裸で鏡の前に立ちますし、触診の際にボディーソープを使用すれば、滑りが良いので凹凸に気が付きやすいです。

身体を洗いながら、チェックしてみてください。

 

もしくは、夜寝る前に横になりながら触診しても大丈夫です。自分のリラックスできるタイミングで実行してみてください。


③どのくらいのペースでやればいい?

月に一回、生理開始後10日目位のタイミングが良いとされています。

しかし、これにこだわりすぎるよりも、自分の続けやすいタイミングを見つける方が、持続できると思います。

 

④もししこりがあったら…?

普段と違う感触があっても、慌てないでください。乳房にしこりができる原因は、乳がんだけではありません。ホルモンバランスの崩れによる乳腺炎など、乳房にできるしこりは良性の場合が多いです。

慌てずに、しかし必ず病院を受診してください。


⑤健康診断も忘れずに!

乳がんの好発年齢は40歳以降であり、20代や30代で発症する人はごくわずかです。心配しすぎることはよくないですが、決して可能性が0という訳ではありません。

最近では、各自治体が乳がん検査の無料チケットを誕生月に配っていたり、会社の健康診断のオプションで受けることができたりと、検診を受ける門戸が広がってきています。

機会が訪れた時は、是非乳がん検診を受けてみてください。

また、40歳以降になると好発年齢に差し掛かってくるため、最低でも2年に1回の検診を推奨されています。

20代、30代の月一回セルフチェック、40歳以降の年2回検診を目安にしてください。

 

今回は文字が多くなってしまって、申し訳ありません。

ですが一人でも多くの方が、悲しい思いをしなくても良いように、願っています。

 

最後になりましたが、さくらももこ先生。

私の初めて読んだ漫画が、ちびまる子ちゃんでした。

沢山の素敵な作品を、本当にありがとうございます。

maruko

読んでいただいてありがとうございます。
明日から、普通の絵日記に戻ります。