こんにちわ。さなです。
最近更新が遅くてすみません(汗)
職歴編の続きです。
今回と次回の話は、今まで誰にも話したことがない上、あまり愉快な話ではないのですが、お付き合いいただけると嬉しいです。
警察というのは、なかなかの激務&長時間労働&突然の休日呼び出しアリアリ。
ですが、仕事内容自体は嫌いじゃなかったですし、上司にもそこそこ可愛がって育ててもらったため、楽しく過ごしていました。
ただし、警察内部において階級とそれに伴う上下関係は絶対。
私みたいな新人にとって、上の階級に対して意見を言う勇気は皆無でした。
普通の企業だったら、仕事は仕事、プライベートは別!という雰囲気が少なからずあるのだと思いますが、警察組織はそのあたりが非常に曖昧なのです。
階級が上の人が
『同性愛なんて、病気だ』
と言った時に、私は『そうですね』としか言えず、それがとても悔しかったのを、今でも覚えています。
組織の雰囲気に呑まれすぎていたことや、若かった故に反論の仕方を知らなかったというのも、あるかもしれません。
今なら思いっきり言い返していることでしょう。
このまま、組織の中で生きていけば確かに安泰と将来の金銭は約束されています。
ですが、私はこの一件以来、自分自身の力で地位を築いて生きていけるようになりたいと、ぼんやり考えるようになりました。
当時はまだ、今ほどLGBTについてのニュースも、理解も、知識もなかった時代です。
言っている人に、全く悪気がないことは分かっています。
LGBTに限らず、何かに対して気持ち悪い、生理的に受け付けない、関わりたくない、見たくない、そう思うことは自由です。
ただ、隣にいる人が、もしかしたらその当事者かもしれない、自分の発言で傷をつけてしまう人がいるかもしれない。
そんな想像力が少しでも広がってくれたら、嬉しいなと思います。
読んでいただいてありがとうございます。
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コメント
コメント一覧 (2)
悲しくなりますね(;_;)
ですよね(泣)そういう場面では角が立たないようにひっそりとしてます。