こんにちわ。さなです。
先日の誕生日にHさんがこっそり
perfumeのトロント公演チケットを
買っておいてくれたので昨日行ってきました。
会場が小さい分、ステージがとても近くてびっくり。
3人とも相変わらず可愛くて
懐かしい曲もたくさん歌ってくれました。
とても幸せな2時間をHさんありがとう(*´ω`*)
というわけで、カナダの算数テストのお話です。
単元の進行具合的には
カナダの方が少しだけ遅れているので
英語での算数授業も問題なく
なんとかついて行けているLちゃん。
が、その問題の出し方が
日本と全然違うので結構びっくりします。
①電卓を使ってOK
そもそも学校の新学期準備物品に
ペンやノートに加えて必ず計算機が入っています。
もちろん初めて足し引きかけ割算をする学年では
筆算の方法は教わりますし、テストにも出ますが
計算方法の単元が終わってしまえば
それ以外の単元では電卓を使用してOKです。
手計算や暗算は必要無し!
それによって、単元の内容に
焦点を当てたテストができるし
問題数も多くこなせるのかなと思います。
が、この影響からか、
大人になっても暗算が苦手な人が
非常に多いです(;^ω^)
②どのように考えたのか?を問うことが多い
テスト中で最初に出てくる
基本的な問題は一問一答形式ですが、
それ以外の問題は考え方を書かせるものが
非常に多いです。
一枚の紙の半分くらいのスペースが
丸々解答欄みたいな(笑)
日本の小学生用テストでも
この手の問題は時々ありますが、
カナダのテストはむしろこの形式がメインです。
計算式の意味することを、
自分の言葉で捕捉しながら
相手に分かりやすく
順序だてて答える必要があるので
小学生の問題であっても、なかなか手ごわい。
説明の形式は自由です。
図形を書いて矢印を引いてもいいし
文を作って答えてもOK。
「自分はこう考えました」
ということが表現でき、読んだ相手が
「なるほど、それは理にかなっている」
と思えればマルになります。
子供たちの考え方もそれぞれなので
バラエティに富んだ回答が見られます(笑)
「この問題はこう答えなければならない」
ということは全くナシ!
筋が通っていればOK‼
一つ一つ丁寧に読んで
矛盾がないかを確認しながら
マル付けする先生には頭が下がります(;^ω^)
③日常生活と勉強をリンクさせる
今まで学校で勉強をしている際に
「こんなことやって、
いったい何の役に立つんだろう…(;´Д`)」
と思ったことのある人は、
私を含め少なくないと思います。
が、カナダでは
その問題がテストに出ます(笑)
この他にも
・割り算を使わなければならない日常場面は?
・分数で表した方が便利な場面と
少数で表した方が便利な場面の例を
それぞれ挙げげなさい
・平均値を求めることは何の役に立ちますか?
等
「この勉強をすることで
自分にどんなメリットがあるのか」を
考えさせる問題が必ず出題されているので
とても大切な考え方だなぁと
感心しました。
というわけで、
計算方法を覚えれば得点できる!という
訳では決してない、なかなか手ごわい算数テスト。
思考力&表現力が身に付きそうで
私自身はとても気に入っています。
以前紹介したプログラミング以外にも
日本にないカリキュラムが結構あるので
またおいおい紹介できればいいなと
思っています。
読者登録お願いします(*´ω`*)
読んでいただいてありがとうございます。
ランキング参加しています。
励みになりますので、よろしければポチをお願いします。
↓
コメント
コメント一覧 (4)
昔、日本の40人単位のクラスは欧米に比べるとかなり多いと聞いたことがあるのですが、Lちやんのクラスもそれよりは少人数なんでしょうか。
他の教科の課題や宿題も気になります(^ ^)
うはぁまたもや考えさせられる話ですね。
日本の教育ってこうやって見るともともと地頭がいい人しか
ついていけない勉強法なんだってよくわかります。
なぜこれを勉強するの?とかこれがなんの役に立つの?とか
考え出したら負け、ちょっと躓くともうついていけなくなるような。
その点カナダの勉強法は画期的。勉強って自分のためにするんだなぁって
この年になって思い知らされました。
同じ解答でも先生によって点数が違うなんてのは教育じょうあってはいけないだろうから
逆に私がアメリカの大学に入り直した時は逆に計算機の使用に慣れてなくて、手こずった思い出があります。笑